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bk1 またの名を Boys Keeper no.1

よく利用してるbk1はたびたびギフト券つきメールを送ってくれます。たまに10,000円以上の購入で1,000円値引きという嬉しいものもあり、積ん読が増える原因ともなっている困ったやつです(どっちだよ!)。

で、ふと今日メールを見ると[再送]とついたメールが来てました。ハテと思ってみると…

誤)

※本メールは、過去にオンライン書店ビーケーワンでボーイズラブ関連書をご購入いただいたことのあるお客様へ配信させていただいております。

正)

※本メールは、過去にオンライン書店ビーケーワンをご利用いただいたことのあるお客様へ配信させていただいております。

間違いだったんですか。

アレ買ったせいかな? それともアッチかなとか、心当たりを探してしまいましたYO。さすがBL関係の在庫がなぜか豊富だと噂されるbk1。こういうテンプレート間違いがある以上、BLを購入したひとへ特別に(?)ギフト券を送っているということですしね(笑)。

最近はリコメンデーションが当たり前になりつつあり、Amazonなんてうっかりクリックしただけで最近チェックした商品として、関連する商品をトップページにお勧め表示したりしますからねー。気をつけないといけません(笑)。


2008年5月15日(木) 21:28 コメント(2)   トラックバック(0)

ネット株の心理学 / 小幡 績

ここがポイント!
「買った株は誰に/いつ/いくらで売るかを考えよう」

最近「行動ファイナンス」という言葉をよく聞くようになってきました。簡単に言えば、従来の経済学が機械のような合理主義者を前提としていたところに、不安や興奮に揺れ動く人間の心を取り入れたものです。ここのところの乱高下のときもVIX指数などが参考に挙がっています。市場といえど人が動かしている以上、投資家の心理が重要になるのは当たり前といえば当たり前ですが、人の心というのはそう易々とパラメタ化できるものではないですね。

そこで著者は、業務分析も大事だけどそこはプロには勝てないので、と前置きした上で、買った株をどうやって処分するかという出口戦略を考えることが一般投資家の優位性になると主張しています。加えて一般に言われているのとは逆で「デイトレーディングはリスクが低く、長期投資はリスクが高い」とも書いてます。

出口戦略とは”exit strategy”の訳で、元々はベンチャーファンドなどが、投資した資金を最終的にどうやって利益にするか、という方法を考えることで、物事の終わりの見通しをつけるという意味で使われています。

つまりは高値で買っても、さらに高値で買ってくれる人がいれば問題ないわけで、そういった過去の例がいくつか挙げられています。顕著なのは分割バブルとIPOバブルで、分割バブルのくだりは「あー、なつかしいなぁ」と思いました。ネットと同じく流行り廃りの激しい世界ゆえに今となってはただの昔話ですが、当時の様子が細かくかかれてますのでご存じない方でも雰囲気を感じられると思います。

また投資家心理という観点から見て、「なぜ株は上がるのか」「遅れてやってきたライブドアショック」などに言及しています。株価が上がるということは、その株を買う人が多い=人気が高いということであり、出来高の急増や1部格上げなど人気がでた/でることを示すものがあるということです。さすがに具体的な手法となると新規性はないですが、「自分の買値より高く買ってくれる人が予想できるか」というのは常に考えておきたいですね。

本筋とは離れますが、日本人は実はギャンブル好きと題して、宝くじが広く受け入れられてることや、1999年の馬券の売り上げが4.3兆円とイギリスの1兆円、アメリカの1.7兆円を大きく上回っているというくだりは興味深かったですね。もちろん今の馬券の売り上げは相当落ち込んでいるでしょうけど。バブル崩壊後に残ったお金を夢に賭けてしまったんですかなー。

BOOK DATA

題名:
ネット株の心理学(ねっとかぶのしんりがく)
著者:
小幡 績(おばた せき)
版元:
毎日コミュニケーション(MYCOM新書)
ISBN:
978-4-8399-2079-6
発行:
2006年 6月
価格:
\819(\780)

目次

第1章
株式投資の常識のうそ
第2章
投資家心理で解き明かすネット株取引のなぞ
第3章
ネット株取引の醍醐味
第4章
デイトレはなぜ儲かるのか?
第5章
ネット株取引は、なぜ大流行したのか?
第6章
株はなぜ上がるのか?
第7章
株式投資で利益を出すための真理
第8章
新投資理論:株式投資はマーケティングである
第9章
ネット株取引の将来

2008年4月27日(日) 16:59 コメント(0)   トラックバック(0)

論語 / 宮崎市定 その2

昨日の続きです。

論語には何人か孔子の弟子が登場します。その中でも際立って登場するのが次の二人です。

子曰。吾与回言。終日不違如愚。退而省其私、亦足以発。回也不愚。

顔回と話してると、ずっと肯いているから馬鹿かと思った。けれど後で見てみると、ちゃんと理解している。馬鹿ではなかった。

人を見かけで判断してはイケマセン。

顔淵死。子曰。噫。天喪予。天喪予。

顔回が死んだ。ああ、天は私を滅ぼすのか。天は私を滅ぼすのか。

絶望した! 善人ほど早死にする世に絶望した!

哀公問、弟子孰為好学。孔子対曰、有顔回者。好学、不遷怒、不弐過。不幸短命死矣。今也則亡。未聞好学者也

哀公が「弟子の中で学問好きは誰だ」と聞いた。孔子は「顔回という者がいました。八つ当たりせず、同じ間違いをしませんでしたが、不幸にして死にました。ですから今はもう誰もいません」と答えた。

ほかの弟子はガン無視……?

あまり誉めたりしない孔子が幾つかの賛辞を送っていることから、顔回を相当見込んでいた様子が見て取れます。

さてもう一人の弟子は対照的な人物です。

子路有聞、未之能行、唯恐有聞。

子路は新しいことを教えられて、まだ上手くできずにいるとき、別のことを教えられないかとビクビクしていた。

子路キュンかわゆす。

子路無宿諾。

子路は頼まれて承諾したら、直ぐ実行した。

やるときはやる、頼れる奴だったようです。

子曰。道不行。乗桴浮于海。従我者其由与。子路聞之喜。

もうやってられない、筏で海へと漕ぎ出そうか。ついてきてくれるのは子路だけかな。子路はそれを聞いて喜んだ。

時折見せる子路への愛は本物です。

子路、慍見曰。君子亦有窮乎。子曰。君子固窮。小人窮斯濫牟。

(旅の途中で餓死者がでるほど困窮して)子路が怒りながら孔子に言った。君子となるにはこんなに困窮するのですか! 孔子は答えて、君子とはもともと困窮しているもの。ただ覚悟のない人間が取り乱すのだ。

子路怒る! 仲間思いの子路には、次々と仲間が倒れいくさまに耐え切れなかったのでしょうか。

子路、行行如也。若由也、不得其死然。

子路は意気揚々としてた。あの様子では畳の上では死ねないだろうな。

図らずもこの予言は成就され、子路は謀反の際に主君を守って非業の死を遂げた。

前回紹介した中にも子路の名前見えるように弟子の中で一番よく登場しています。勇み足で少し足りないところがありながらも、実直な性格が好かれていたようです。タッチで例えるなら、孔子が南ちゃんで、顔回が和也、子路が達也という感じでしょうか。

ただ弟子はすべて出来が良かったわけではなく、昼寝していた宰予に激怒したり、役人になって厳しく税を取り立てた冉求を打ち据えよと言ったりしています。特に冉求は引っ込み思案であれこれアドバイスしてあげたのに、仕官後それまで教えていた道徳に背く行いをしたことに強く落胆したのでしょう。

というように別に孔子も聖人君子ではなく、怒ったり悲しんだり、挫折したり古い伝統に縛られたりと、人として普通な側面もあるわけです。2500年前といっても人間関係の難しさは変わらないということですね。逆に学問の環境としては大きく異なっていたことでしょう。そんな状況の下で一つの思想をまとめあげたのが孔子の功績だと思います。最後に機知に富んだ言葉を挙げてフォローしておきます(笑)。

子曰。温故而知新、可以為師牟。

古いことから新しいことを見つける、そこまでできれば先生になれる。

温故知新の語源。

子曰。学而不思則罔。思而不学則殆。

教えられるだけで自分で考えて見なければ、先行きが見えなくなる。独りよがりに考えるだけで人の意見を聞かなければ、道を間違える。

有名な一説ですね。周りから受け入れることと、自分で創り出すこと、どちらが欠けても巧くいかないというのは、いつの時代にもいえる真理だと思います。

子曰。人之過也、各於其党。観過斯知仁牟。

失敗の仕方でその人柄が分かる。

確かに失敗したときはその人の素がでるものです。逆に言えば失敗した後の行動こそ、本当に試されていることですね。

子曰。朝聞道、夕死可牟。

朝、正しい生き方を知ることができたなら、夕方死んでもかまわない

格好良すぎる言葉。

子曰。孟之反不伐。奔而殿。将入門。策其馬曰。非敢後也、馬不進也。

孟之反は謙虚だ。(負け戦で)最後尾を守り、味方の城に辿り着いたとき、急に馬を鞭打って「殿を務めたのではない、馬が走らなかったのだ」と言った。

ツンデレ。

子曰。知之者、不如好之者。好之者、不如楽之者。

ただ知っているだけの人はそれが好きな人には勝てない。ただ好きなだけの人はそれを楽しんでいる人には勝てない。

天才と秀才の分け目です。

敬鬼神而遠之

信仰の問題は深入りするな。

当時から難しい問題だったようです。

子曰。可与共学、未可与適道。可与適道、未可与立。可与立、未可与権。

友人と一緒に学んでいても、同じ道に進めるとは限らない。同じ道に進んでも、同じ境遇にいれるとは限らない。同じ境遇にいても、運命を共にできるとはかぎらない。

強敵(とも)とはいつか戦うものですもんね!

子曰。不逆詐。不億不信。抑亦先覚者是賢乎。

疑わずして、偽りを見抜く。それが賢さ。

ざわ…ざわ…

子曰。君子泰而不驕。小人驕而不泰。

君子は堂々としていて傲慢ではない。小人は傲慢だがどこか臆病だ。

高校生のころはこういうの好きでした。

子曰。君子求諸己。小人求諸人。

君子は自分に原因を求める。小人は人に原因を求める。

高校生のころは(以下略

子曰。道聴而塗説、徳之棄也。

今、人から聞いたことを、すぐに自分が考え付いたように吹聴するな。

これは自戒に。

読んでいるとなんだか高校時代を思い出して、たまには良いものだと思いました。いわゆる文学作品ってどれも一度は読んでおこうと思っても、なかなか読む機会がないですからね。


2008年4月8日(火) 18:22 コメント(2)   トラックバック(0)

論語 / 宮崎市定 その1

ロンゴロンゴー。皆さんお元気でしょうか。

私がブログを書く目的のひとつに、読んだ本の記録をつけるということがあります。

何故かといえば、最近は本を読んだそばからすっきり忘れていくこと幾数冊となりまして。 漠然と何について書いてあったかは覚えているのですが、細かい内容がぜんぜん思い出せずという有様。 読んだ本が増えたせいか、あるいは歳のせいか…(ごほごほ

そんなわけで、こうして覚え書きを残しておくことによって、あとで見返すことが可能になりますし、記憶の強化にも繋がるはずです。

そして第一弾は「論語」です。

……別にこんな本をいつも読んでるわけではありません。ホントたまたまです。

いや意外に孔子も人間味あふれた人なんですよ。

以下、原文(抜粋の場合もあり)、意訳、コメントの順に並べます。

ちなみにこの本の著者さんは、2chのスレなどを見ると一風変わった解釈らしいですね。ので通説と違った訳の部分があるかもしれません。それをさらに意訳してますから、本気の参考にはしないほうが良いと思います(笑

子曰。天生徳於予、桓魋其如予何。

天が我に徳を生じさせたなら、桓魋が我に何をできよう。

蛮族ごときがやれるものならやってみろ、ということを実に格好良く言ってます。しかも窮地のときじゃなくて、多分助かったあとに。

子見南子。子路不説。夫子矢之者。予所否者、天厭之、天厭之。

孔子が他人の奥さんと会っていたので、子路が責めた。誓って言うがやましいことは何もしてないぞ、ホント、ホント。

二度も否定するところがぁゃιぃ。

子曰。誨女知之乎。知之為知之、不知為不知。是知也。

知るということを教えてやろう。知っていることを知っていると言い、知らないことは知らないと言う。これが知るということだ。

トートロジーですね。よく知らないのに知ったかぶりはしないというのは同意です。逆に頭の良い”フリ”をしたければ、知ってることしか口を出さないという方法もあります。

丘也幸。苟有過、人必知之。

私は幸せだ。たとえ間違っても誰かが知らせてくれる。

格好良いセリフで間違えたら、言い訳も格好良く。

四十五十而無聞焉。斯亦不足畏也已。

四十歳、五十歳になってダメな奴はダメ!

全くもってその通りですが、容赦ないですな。

子路曰、何必読書、然後為学。子曰。是故悪夫佞者。

必ずしも書を読んだ後じゃないと学べないわけじゃないでしょう、と子路に言い負かされたので、口達者な奴は嫌いだ!と孔子は逆切れした。

普段バカ足りない子だと思っている子路に逆襲されると、本音が出るようです。

子曰。苟有用我者、期月而已可也。三年有成。

私が登用されたら、1年で効果を上げ、3年で大成させてみせるよ。

やればできる子? でもやってから言いましょう。

あと原文が長すぎるので省きますが、食事について「米はきちんと精米してないと食べない、煮方を間違ったものは食べない」、 さらには「ソースが合わないと食べない」とまで言ったりしてます。色が悪いのと時候じゃないものは、当時の保存能力を考えると当たる可能性が 高いので食べないのは理解できますが。「肉は食べてもいいが、ご飯よりは少なくしろよ」なんても言ってますし、意外に余裕のある暮らしだったんでしょうか。

……長くなったのでなんと(?)続きます。

(冒頭の挨拶に特に意味はありません)


2008年4月7日(月) 20:37 コメント(2)   トラックバック(0)